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2014.05.01

ぷよぷよ連載小説・第四話

どうも、ぷよぷよ連載小説、第四話です!

今回は『アルルがここにいてはいけない』理由大説明会です、
そのためセリフ(というかむしろ説明文)が延々と続く話になってしまいました…。

でもなるべく解りやすくまとめるようにはしたので
不足している部分があっても生温かい目で見てやってくださいな。


第一話【夢の中での、再会】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-95.html

第二話【雨音と、羽音】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-109.html

第三話【異世界からの、来訪者】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


それでは、追記よりお楽しみください!










【音が降る夜の、決意】









「…え?」

ボクはフェーリさんの言葉に思わず動揺してしまった。
ボクが、ここにいてはいけない…?どういうこと?

「…そもそも、ここの世界は『第五平行世界』に構築されているの」

ボクが戸惑っていると、ふとフェーリさんが口を開いた。そして手をボクたちのほうに差し出すと
ぱっ、と音をたてて十個(ぐらいかな?)のシャボン玉みたいな虹色の球がフェーリさんの手の上に浮かび上がる。

「平行世界というのはこの時空上に十二個あるとされていて、それぞれの平行世界には
それぞれ別の世界がある…ただし、多少の差はあれどこの全ての平行世界に数千人は共通する人物がいるわ」

そう言うとフェーリさんの手のひらの上でぷかぷかと浮かんでいた全部の球の中にいくつかの光がともる。
赤、青、黄色…いろんな色があるけど、その球の中の光の色は全部共通していた。

「彼らは見た目も性格も変わらない…それぞれの世界で、彼らのあるべき姿で生活をしている。

でも、あなたは違う…私が見通せる限りでは、
あなたはどこの平行世界を見ても見つからない、たった一つの個体よ…。

あなたのような個体はもともと平行世界には直接干渉する作業なんてできない、
それでも、平行世界の壁を何らかの強大な力で無理やり越えてここの第五平行世界にやってきたのね…、

あなたがどこの平行世界から来たのかは分からないけれど、とにかく貴方は
『もともと第五平行世界で生まれた存在ではなかった』とい・え・る・ワ」

ええっと、それってつまり…

全部で十二個ある『平行世界』のどこかに存在するボクが、無理やり『第五平行世界』へ来ちゃったってこと?
その前は、ボクはここではない、『第五平行世界』以外のどこかに存在していた…。

ってか、その平行世界を越えてきた理由が解らないし、色々曖昧な部分ばっかりだし…。
せめて元々ボクがどこから来たのかハッキリできればいいのになぁ…。

「…あなたがどこから来たのかは、『青の司祭』に聞けばいいと思うわ」

うっ!

また心を読まれた気がして一瞬ボクはびっくりしちゃったけど、
…そっか…やっぱりそこまではよく解らないんだ…。

「…それと、『第五平行世界』の人間じゃないのはあなただけではな・い・ワ…」

フェーリさんの言葉に、シェゾさんは眉をひそめ、ウィッチさんはびくりと肩を跳ね上げた。
ボクも同じくまたまたびっくりした。

「どういう、ことだ…フェーリ…?」

シェゾさんが聞くとフェーリさんは口元に笑みを浮かべる。
フェーリさんはそれまで手元でぷかぷか漂っていたシャボン玉みたいな球を引っ込めて言った。

「不思議ね…あなたたち二人が私のもとに来た時は何も感じなかったのに、アルル…
あなたを占ったことによって、運命が変わっている…。

まるで、アルルの運命があなたたちの運命を呼び覚ましたかのような…
普通、運命は変わるこはとな・い・の・に」

「それじゃあ、私たちもアルルさんと同じ…ここの平行世界の存在ではない…という事ですの?」

ウィッチさんが恐る恐る、といった様子でフェーリさんに聞くと
フェーリさんは「ええ」とうなずいた。

「とにかく『青の司祭』のもとに行きなさい…少しは情報が得られると思うわ」

ボクらは、顔を見あわせた。二人とも、とっても不安そうな顔をしていた(シェゾさんはそうでも
なかったけど…)ので、ボクもどうしようもない気持ちになった…けど。

「うん…行こう、二人とも」

ボクは、ちょっとでも明るい声で―――なるべく励ますように―――
声をかけたのだった。



ボクらはまた、中庭沿いにひかれた真っ白な廊下を歩いていた。
相変わらずとっても静かだったので、ボクらの足音しか聞こえない世界。

「ねぇ…さっきフェーリさんはあんな事言っていたけれど、二人はどうやってここに来たかっていうのは覚えてる?」

ボクはふと、気になることを聞いてみる。
ボクとおんなじ風にこっちに来たのなら、どこか共通点はないか…と思って。

「うーん、ほんとは言いたくないのですけれど…お教えしますわ。
…私は、ある日シェゾさんと一緒に王城の裏庭で倒れていたんですって。

王都の人たちにどこから来たのか、とかなんとか色々聞かれましたが…
不思議なことに私たちは倒れていた時より前の記憶がないんですの」

「………!」

ボクは思わず言葉を失った。ここに来る前の記憶がないとか、
ある日どこかで倒れていたのを見つけられたとか…そう、ボクと一緒じゃないかっ!

「そ、それって、ボクと同じだっ!」

ボクは、ボク自身がどうやってあの『魔導学校』にやってきたのか説明した。
ある時、とある山中で仲間のドラコと一緒に倒れていたことを…。
そして、それを『魔導学校』の人に助けてもらったこと…。

「…興味深いな」

それまでずっと黙っていたシェゾさんが、ふと口を開いた。
みると、あごに手をあてて何か考え込んでるみたい。

「…色々言いたいことはあるが、とりあえずまず『青の司祭』の場所に行ってみるしかないな」

「ええ、シェゾさんの言うとおりですわねっ!さっさと行ってみよぉ!」

そう言ってウィッチさんは駈け出し、それをシェゾさんが追っていく。
ボクも二人について行きながら、ふととある疑問を感じていた。

…シェゾさんとウィッチさん、こんなに意気投合するほど仲が良かったっけ…?



しばらく歩いたその先には、またさっきの中庭とは違うお庭があった。

中庭、といっても真ん中に岩に囲まれた大きな水場(むしろ池に近いくらい)があって、
そこの一番大きそうな岩場に腰かけてるのは…女の子?

ぱっと見て綺麗な青い髪を腰まで垂らしたボクと同い年あたりの女の子…だけど、
目線を少し下にして気づいた。魚の下半身がついてるじゃないか!

えっと、非常に説明が難しい(めんどくさい)けどこれはボクも一度クルークから借りた
図鑑で見たことがある。うろこさかなびと―――基『人魚』だ。

「おいセリリ、そんな所にいないで降りてこい」

ふとその人魚(『セリリ』って呼ばれてた)にシェゾさんが呼びかけると、
その子は「ひっ!」と怯えたように言って焦ったのか岩場から足(魚のひれ?)を滑らせ―――

―――バッシャアアアアアン!!!!

池に思いっきり飛び込んだ。水しぶきがあたり一面に飛び散り、
ボクたちにも降りかかってびしょ濡れだ。

「ちょっとぉー…セリリさん、何やってらっしゃいますのっ!?」

「ひ、あ、ああぁっ…ご、ごめんなさいっごめんなさいいぃっ!」

ちょっと怒り顔でウィッチが咎めると人魚はものすごい速さで水面から顔を出し、
岸の所まで泳いできてボクたちに必死に謝ってきた。

「いーんだよ、別に気にしなくてっ。それより、君は大丈夫?
あんなに高い岩場から落っこちて…怪我とかはしてない?」

「あ、はい…」

ボクは手を差し伸べると彼女もボクの手を取ろうとする…。
が、もう少しで手をつなげそうだった所まで来て急にその手を引っ込めてしまう。

「…とか言ってっ、本当は今ので絶対嫌な思いして『何この人…』とか思ってるんでしょうっ!?
だって初対面の方の洋服濡らしてしまってっ…ああ、私嫌われてしまうわっ!
そうよね、どうせ私なんて、私なんて…っ!」

みたいなことを言ってその子は池の中央のほうまで泳いで行ってしまう。
ボクはどうすることもできないまま池のど真ん中でかすれた声で何かをぶつくさ言っている
その子を見ているしかなかった訳だけど。

「…あの方がセリリ。『青の司祭』ですわ」

戸惑うボクにそっとウィッチさんが耳打ちして教えてくれる。
…あの人が青の司祭…。何だかフェーリさんとは違ってちょっとおどおどしてる雰囲気だ。

「ついでに言うとあいつはかなりの被害妄想癖を持っている、かなり扱いは難しいぞ」

シェゾさんもボクを横目でちらりと見やりながら小声で教えてくれた。
た、確かに…ボク自身もさっきセリリさんのペースに押されたばっかりだ。

「…おいセリリ、こいつは昨日うちにやってきたやつだ。
お前も事情を聴いただろう?さっさとこっちに来い」

再びシェゾさんが強い口調で言うとセリリさんはまた慌てたようにこっちに戻ってきた。
ボクはセリリさんが来てくれるなりとりあえず簡単な自己紹介をしようと思った。

「えっと…初めましてセリリさん。ボクの名前はアルルっていうんだ!よろしくね!」

ボクがなるべく明るく言ってあげると、セリリさんは恐る恐るこくりとうなずいてくれた。
良かった、ちゃんと話は通じそうだ!

「えっと…アルルさん、はじめまして…私の名前はセリリ。うろこさかなびとよ。
それで…さっきシェゾさんが言ったとおりあなたの事情は聞いたわ。紫の司祭さん
との会話も全部聞こえてたの、この水のおかげで…」

そう言ってセリリさんは池からお水を手ですくってボクたちに見せてくれる。
ただの池の水なら水面にはボクたちの顔が反射されて映るはず、だけど…。

違った。そこに映っていたのは、さっきボクたちが行った場所…
紫の司祭さんがいたお家の中だった。

「えっ、なんでぇっ!?」

思わずボクが声を上げるとセリリさんはそれに一瞬びくりと肩を跳ね上げる。
(もしかして、大きな声だったからおどろかせちゃったかな?)

「え、ええっと、実はこの水はこのお城の中の全体を見渡せるものでして…。
この街の近くに大きな湖があるんですが、そこから掬ってきた水をこの水場に注ぐと
この水場に元々かかっていた魔法が発動して、こういう効果が起きるんです」

「へぇ、すっごーい!」

ボクが感動していると、セリリさんの今までこわばっていた顔がふと緩んだ。
やっぱり今まで、緊張していたんだ…。

「あなたたち、そういう話も結構なんですが…目的を忘れてません?」

ぎくっ。

ウィッチさんの言葉にボクは思わず一瞬固まった。
そうだ、ボクたちは自分が具体的にどこから来たのか教えてもらいに来たんだっけ。

「そうでした…まあとにかくアルルさんがフェーリさんからどんなお話をされていたのかは
知っているわ、だから私もあなたたちがここまで来る間にいろいろ準備していたの。
あとはアルルさんたちの内面的な力を調べるだけだわ」

「内面的な…力?」

ボクが首をかしげると、セリリさんはボク達に「胸の高さまで右手をあげて」と
言ったのでボク達はいわれたとおりにした。

するとセリリさんはまずボクの手にそっと触れる。
そうするとボクとセリリさんの手を一瞬青い光が包んで、消えた。

「内面的な力…要は、人の本能です。誰もが心のの内なる側に
力を持っている…力というより魂に近いものですけれど」

今度はシェゾさんにもボクと同じ動作をする。
二人の手を包んだのは、紫色の光。

「それはその人のすべての記憶を覚えている。その人が物心つかない赤ちゃんのころから
内面的な力は記憶を作動し始めるんです」

次は、ウィッチさんにも。
今度二人の手から放たれたのは黄色の光。

「私は、その内面的な力に干渉してその人の記憶の中にある故郷を探し出すんです。
話によるとアルルさんだけじゃない。シェゾさんやウィッチさんもここではないどこかから
やってきたという事だったので一応調べておきました」

「手を下げていい」という指示が来たので、ぼくたちは手をおろした。
要は…えっと、ボクたちの『内面的な力』が覚えてる記憶の中から
ボクたちが倒れる前の記憶を抜き出して調べる…ってこと?

でもそれだったら、ボクたちが覚えてないころの記憶からも抜け出せるってことだから…
うん、もしかしたら重要な手掛かりがつかめるかもっ!

「…あなた達を調べた、その結果が出ました」

「えっ!」

セリリの言葉にボクは身を乗り出す。ちらっと横目で見るとシェゾさんやウィッチさんも
結果を聞き流すまいと真剣な表情だ。

「内面的な力から様々な記憶を探ってみた所、あなた達は…そう、『第十三平行世界』から来たみたいです」

…え?
ボクは思わず考えた…けどそれって!

「なんで!?この世界には十二個しか平行世界がないって、フェーリさんが!」

そうだよ、さっきボクたちがフェーリさんからきいた話では『この世界に平行世界は十二個』
って事だったのに。じゃあ13平行世界って、何…!?

「よ、よく解りません…。でもあなたたちの内面の力は確実に第十三平行世界が
自分たちの故郷だと記憶しているわ。それはつまり、あなたたちはこの世界の条理から外れた…
認められていない世界から来たことになるもの。

認められていない世界を具体的にいえば、かなり魔力を持った魔導師が何十人も集まって
個人的な都合で勝手に作り上げた世界…と言えばよいでしょうか。

仮にそうだとして、そこで暮らす人々はその魔導師たちの思いのまま…。
そうすることでいつまでも争いを起こさず、またいつまでもだれの目にも留められることなく
今まで過ごせてきたのでしょうね…」

「そこからボクたちは抜け出してここに来たの…?」

「きっと、そういう事になるんだと思います。
それも、自らの意志ではなくその世界を操る魔導師が移動させてきたんだと思います。」

そうだったか…未だによく解ってないけど、それって要は

・ボクが元々いた世界は偽物。

・その世界は、かな~り強い魔導師が操っているかもしれない。

・その魔導師が、ボクたちを『第5平行世界』まで連れてきた可能性がある。

ってことになるのかな…?

「ごめんなさい、これ以上私は解らないんです…その…
や、役立たずって思ってるわよね…ごめんなさいっ、だからいじめないでっ!」

「い、いやいやそんなことないよっ!むしろすっごい重要な情報だよ!ねっ、シェゾさん、ウィッチさん!」

また涙目になってるセリリを励ますようにぼくは声をかけた。
ウィッチさんもシェゾさんも頷いている。

「ほ、本当ですか…、よかった…!」

ほっと笑顔になったセリリを見て、ボクも安心した。
これで手がかりも掴めたわけだし、あとは王様に報告しなくちゃね。

「セリリさん、ありがとう!さて、それじゃあ二人とも、行こうか―――」

「ま、待ってっ!」

セリリに軽く手を振って、シェゾさんやウィッチさんと一緒に歩き出そうとする―――
けど、セリリさんの必死な叫びによって遮られた。

「え、ええっと、その、アルル…さん…?
こ、これっ!受け取ってっ!」

そう言ってセリリさんはどこから取り出したのか解らないけどトランプ一枚ぐらいの
大きさのカード?のようなものをボクに差し出す。

そこに書かれていたものは、


     お友達カード ナンバー134
                         』

という文字だった…。



それからボクらは、ラグナス王に報告をしに行った。

ボクたちが正規の並行世界ではない場所から来た事…。
そこの偽物の並行世界を操る魔導師がボクたちをここまで飛ばしてきたかもしれないという事…。

すべて話し終えるとラグナス王はしばらく考えて、『これからは自由行動。
真実を追い求めるか王城で安静にするかは君次第』と言ってくれた。

そこでボクはとりあえず王城にとどまってこれからの事をしばらく考えることにした。
ここ数日でいろんな事がたくさん起きすぎてたし、少し状況を整理する時間がほしかったんだ。


3日後。


その日の王城はとっても賑わっていた。なんでも、1年に1度特別なお祭りがお城の中で行われるらしい。
なんでも今日は―――ラグナス王が王座に就いて7年がたつ日、みたい。

そこで今日はもうお城のメイドさんたちもお祭りの準備でてんやわんやだ。
ボクも朝早くたたき起こされてお城の飾り付けを手伝わされたんだから。

ふえぇ…こりゃあいくらなんでも、お祭りまで体力がもつかどうか
わからないよ…。

「ちょっと、何寝ぼけてるのっ!」

ぱちん!と目の前で勢いよく手をたたかれた。ボクがびっくりしてはっと目をあけると
そこにはこの王城のメイド長―――キキーモラさん。

前にシェゾさんたちが司祭について説明してくれたときにでてきた『赤の司祭』
っていう人がこの人。確かにとってもしっかり者の人だけど、かなりきれい好き。


今回の仕事もかなり張り切ってるみたいでみんなを無理やりお仕事につれこ…
じゃなかった、ボクたちをぐいぐい引っ張ってくれる。

「まあ確かにあなたは王城に来たばっかりだし、さすがにそこまできついお仕事は任せられない。
けど…あなたにできるようなことは任せるからねっ」

「ええ~っ」

ボクがぶーぶー言うとキキーモラさんは『ま、頑張りなさい』みたいな感じに振り返らず手を振る。
うう…ほんとに大丈夫かなぁ?


夜が来た。ついに王都の人々を招待してのお祭りの始まりだ!

街もお城も様々な色の明かりがキラキラと灯り、
この日だけ一般開放されるお城の大きな裏庭は既に人々たちであふれかえっている。

街中に響き渡る楽しげな音楽。人々の明るい表情。
ボクとシェゾさんとウィッチさんは、お城で働くコックさんが作る美味しい料理に
舌鼓を打ったり、『王都の特別な存在』として人々にあいさつに回ったりした。

やがて時は過ぎ、6時に始まったお祭りもだんだん終わりかけのムードが漂い始めた11時。
王様のスピーチを観終わった町の人々が徐々に帰っていく中、
まだまだここから出ないぞ!と意気込んでる人もいた。

すると裏庭の中央に設置された大きなステージにとある人がこつこつと上がってくる…ハーピーさんだ。
いつも着ている真っ白なワンピースではなく花飾りがたくさんついたかわいいワンピース。

そんないつもよりちょっぴり華やかなハーピーさんが壇上に上がると、
あたりは一斉に歓声でつつまれた。

そう…王都としてはこれが最後の見世物。緑の司祭ハーピーの
ソング・ショーだ。ボク、ハーピーさんの歌を聴くのは初めてなのでとっても楽しみっ!

「それでは、歌いますねぇ…」

壇上に上がったハーピーさんは、胸の前で手を組んで深呼吸する。
そして、一つ沈黙を置いて歌い始めた。

「らーらーらぁ―――――…るーららぁ―――――…」

まさに、天使の歌声って感じだった。
誰もがその美しい歌声に耳をすませ、中には感動して涙を浮かべる人もいた。

ボクももちろん聞き惚れた。もちろん。でも…、あれ?
…ハーピーさんって、こんなに歌がうまかったっけ?

いやいや、何言ってるんだボクは。
ボクはハーピーさんの歌声なんて聞くのすら初めてなのに…。

あれ、なんだかやっぱりどうしても違和感が残る。
こう…理由のないもやもや?みたいなのが…。

何だろう…うーん…考えてても仕方ないか。
でも…やっぱり…あっ。

ボクはなんだか、核心を知ってそうな人をふと思い出した。
ボク自身もあったことないけど…その人なら、何か知ってるかも…?


「ねぇ、シェゾさん、ウィッチさん…」

一曲目が終わって、拍手歓声が再び沸き起こる中ボクは二人に
話しかけてみる。二人からの返事はなかったので続けた。

「…ねぇ、これから、悪魔のところに行ってみない?」





続く





…えー、まず…ですね…

謝ります。はい。


なんか前回4月の中旬にあげられるとか言っておきながら
結局5月になってしまいまして…。

それと、今回の話も安定のつかみにくさだったですね、
途中決行駆け足になってしまいました…はい、とにかくごめんなさい。

さてさて次のお話はですね、とうとう悪魔ご本人登場です!
悪魔の正体はー…ほら、私の好きな某時空の旅人さんですよ(答え言ってる)

お楽しみにー!
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この記事へのコメント
悪魔の正体って...。
サタンさまじゃないんですか!?
ずっとサタンさまだと思って見てました!
(そういえばエコロが5話ぐらいにでるとか言ってたような。)
展開が面白くなってきましたね!
次も楽しみにしてます!
Posted by 緑の貴公子 at 2014.05.02 20:37 | 編集
中の人によって本当に音痴な時も(ry

前回では風呂敷広がりきってなかったんか(驚愕
第十三世界・・・かなりの魔力・・・あっ(察し

>>悪魔の正体はー…ほら、私の好きな某時空の旅人さんですよ(答え言ってる)
ウワーダレダロウナーワカンナイヤー
Posted by マキJOY【伝説の超健全紳士】 at 2014.05.03 15:29 | 編集
貴公子様>>

サタン様は悪魔に近いポジションででてきますよー、
これからはいい加減ハイペースで進めなあかんのでぼちぼちがんばりますっ!w

マキJOY様>>

よ~んの時は本当に音痴でしたね(褒め言葉)作品によってはハーピーの技が回復技だったようですが…。
せっせめて正体察しても半角で言ってくださいよっ!(おい
Posted by あらあら at 2014.05.03 22:35 | 編集
お疲れ様です^^
セリリらしくて可愛かったです!
お友達カード…今まで133人(アルル抜いて)に渡したんですよね!
ある意味凄い…

あれ…確か魔導物語とかでは歌がヘタですよね。
音痴なのかな…
Posted by りんご at 2014.05.06 12:27 | 編集
りんご様>>

王城の人たちにはある程度渡したんだと思います!w>今まで133人に~
ハーピーは作品によって多少の差はあれどどの作品でも音痴ですよね…(こら
Posted by あらあら at 2014.05.06 22:34 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
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