--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014.10.15

ぷよぷよ連載小説・第九話

お待たせしました、ぷよぷよ連載小説第九話です!

こんかいはアリアさんがどうして悪魔として今まで生きてきたのか。
それまでに、誰との関わりがあったのか。

それについて紐解こうと思ってます。

言っておきますが今回はぷよ小説なのにぷよキャラが出てきません!
題名で詐欺れるレベルです!!(((

それでも物語のためには一応読んでおいてくれると嬉しいお話なんですが。


第一話【夢の中での、再会】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-95.html

第二話【雨音と、羽音】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-109.html

第三話【異世界からの、来訪者】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-117.html

第四話【音が降る夜の、決意】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-126.html

第五話【邪なる聖者との、約束】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-141.html

第六話【銀色の、支配者】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-149.html

第七話【支配者からの、難問】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-165.html

第八話【硝子瓶の中の、操り人形】

http://araaranooniwa.blog.fc2.com/blog-entry-174.html



それでは、追記よりお楽しみください!










【彼女が、眠りから醒めるまでは】










昔々、ある所に『夢魔』と呼ばれる種族がおりました。

夢魔は、善い行いをした人の前に現れてその人々の心の奥底にある願い事を
敵えてくれる優しい神様のような存在なのでした。

世の中に12個ある並行世界にそれぞれ数十人の夢魔がついて
人々の事を雲の上から眺めるのです。

今日も夢魔は、そうして見つけた人々の処へこっそりとやってきて、
願い事を叶えて差し上げるのです。

あるところに、一人の夢魔の少女がおりました。

彼女もまた、家族や仲間に囲まれて願い事をかなえる特訓中。
幼い夢魔は、まだまだお願いをきちんとかなえられるだけの魔力が備わっていないのです。

だから、まだ小さいうちの夢魔は大人の夢魔のお手伝いをするのです。

例えば貧乏な靴磨きの若者には、夢魔は夜中にたくさんの金貨を
置いてあげるのが大人の仕事。子供はそれを魔法で作り上げるのが仕事です。

翌日靴磨きの若者は、きっとそのお金を使って食べ物や洋服を買うでしょう。
家族がいたのなら、家族に分けてあげるのかもしれません。

そうやって、恵まれずとも他人の事も思いやれるような人の元へ
夢魔は下りてくるのです。

ですが魔力が足りない子供の夢魔には、まだ人間の世界へ下りるだけの力がありません。
空の上で暮らす夢魔は、人間達が暮らす世界に存在する重力というものに
耐えられないのです。

ですから子供たちは、花が咲き乱れる夢魔の世界で、魔力をかき集めて
大人達が人間に与えるものを作り上げるのです。

その夢魔の少女も、もちろん夢魔の子供としての役割をしっかり行っていました。
彼女の名前は『エリザ』。

豊かな金髪に青空を切りぬいたかのような爽やかな空色の瞳。
身につけているのはピンクを基調とした華やかなお洋服。

心優しい彼女は、たくさんの友達に囲まれて夢魔としての楽しい日々を過ごしていたのでした。

そんな彼女には一つ、大切な宝物―――というより、一人の大切な親友がいました。
彼女がいつも持ち歩いている人形です。

糸で作られた銀色の髪、紫のバラやリボン、宝石をちりばめた黒い衣装。
白い肌からのぞくのは、まるで琥珀のような輝きを放つ大きな瞳。

エリザは、その美しい人形の事を『アリア』と名付け大層可愛がっておりました。

人形はもともとお茶は飲まないというのに、お友達そっちのけで二人でお茶会を開いたり、
わざわざ人形用の小さい布団を作ってあげて一緒に寝てみたり…と、そんな具合です。

周りの友達はもちろん、大人たちもエリザの事を不思議に思っていました。

元々アリアは、失敗作なのです。

エリザの初めての仕事をした時の事です。
エリザが孤児院で暮らす幼い少女の為に人形を作ってみたところボロボロのお人形ができました。

ほつれた灰色の髪、くすんだ肌、あちこちが擦り切れた黒い衣装のお人形。
こんなものじゃあ、少女を喜ばせることはできません。

そこで大人の夢魔たちは、仕方なく人形をほかの子供の夢魔に作らせて
エリザが作った人形は捨ててしまおうと考えたのです。

そんなのとんでもないと、エリザは駄々をこねます。
半ば呆れた大人たちは、仕方なくエリザにその人形をあげることにしたのでした。

するとエリザは、魔法でたちまちアリアを綺麗にしたのです。
なぜ最初から綺麗にしなかったのでしょう。

それに、どうしてこんなくすんだ人形を選んだのでしょうか。
もう一回好きな人形に作り直せばいいものを。

大人たちの疑問は尽きませんでした。

そんな変わり者のエリザには、才能がありました。
才能というより…魔力です。彼女には魔力が満ち満ちていました。

そして彼女は一度魔法を習えば一度で覚えてしまうというほどに
成長していきました。これには、彼女に呆れていた大人達も目を見張ります。

ある日、子供たちは新たな難題に挑むことになりました。
『人間』を作るのです。

今回大人の夢魔たちに選ばれたのは、お城で働く老騎士の一人。

彼は一日中城の門を守り、へとへとになって家に帰るとそこには誰もいません。
彼は、若い頃に妻を亡くしてしまっていました。

そして彼は重い病を患い、余命は1年だと医者に宣告されていたのです。
それでも、そのことを城の者には伝えずに老騎士は働き続けていました。

この国を守るため。この国の人々の為になるのなら、自分の命なんていらない。
老騎士はそう考えていたのです。

そんな老騎士の為、夢魔たちは新しい出会いを授けようとしていたのです。
ですがそれは、とても難しいことでした。

細胞や神経から作り始め、人間の体を形成するのは子供たちだって力を合わせれば簡単なこと。
子供たちの為に子犬などの動物を作ったこともあるので、そこはなんとかできたのでした。

ですが、記憶を作るのは大変困難な作業です。

老騎士に見合った年齢の女性を作るの自体は簡単ですが、
彼女だって仮にも生きている人間。過去の記憶を作らなければいけません。

子供たちは試行錯誤しました。

まずは長期の記憶を植えるところから始まります。
彼女の若かったころの記憶から、学生の頃の失敗した苦い思い出まで。

前日の食事のメニューなどの、短気の記憶も植え付けなければなりません。
一日分、その次の日の分。5人がかりでも、キリがありません。

その時、エリザがやってきました。
彼女はその強い魔力で、脳に一気に働きかけたのです。

5人でようやく半年分が精いっぱいだったところを、
彼女一人で女性の生涯の記憶を作ってしまいました。

大人たちはエリザに感心します。この子は本当に才能がある…と、
大人たちは信じて疑わなくなりました。

ですがその反面、同年代の子供達の心には焦りが募ります。

何度やってもエリザのようにはいかず、結局最後に褒められるのはエリザ唯一人。
その焦りは、いつしか嫉妬と憎悪に変わって行きました。

子供たちは、早速行動に出ることにしました。

夢魔だって、定期的に魔法を使わなければ魔力が衰えてしまう物。
その日も、夢魔の子供たちは練習に励んでいました。

今日は、再び生命を作る練習中。子供たちが記憶を作り出すのにもたもたしている中、
一人だけエリザは生命を作り上げてしまうのです。軽々と。

そんなエリザを邪魔してやろうと考えた子供たちは、
彼女が魔法で作り出した人間の脳みそを、こっそりと魔法で潰してしまいます。

新たに考えて、物を作るのは難しいことでしたが、
元々あったものを無くすのは子供たちにとっても造作のないことでした。

大人達が様子を見に来ました。子供たちは各、まだ完成には届かないものの
確実に腕を上げて大人たちを驚かせます。

ですが大人の大半は、エリザに気がいってしまっています。

今日もうまくやっているだろうと期待する大人達。
誰にも気づかれずエリザの邪魔をした子供達も、今は期待の表情を作ります。
そして、そんなこともつゆ知らず大人の反応を心なしか待つエリザ。

人間が、動きました。きちんと脳がある証拠です。ですが、様子が変でした。
よだれを垂らし、視線は変なところに行ったり着たり。

ただ寝っ転がってなにやら支離滅裂な言葉を叫ぶ人間が、そこにいました。

これは、子供たちが脳を潰したことで怒ってしまったいわゆる「脳の委縮」です。
失敗してしまった、また出来損ないを作ってしまったとエリザは焦ります。

それを見てにんまりと笑う子供たちを、大人は見逃しませんでした。
エリザはこんな失敗をしない。悪いのは子供たちだ。

そう考えた夢魔の大人は、子供達をきつく叱ります。上手くいくと思ったのに…。
恨みを晴らせなかった子供たちは、しばらく時間をおいて次の作戦に出る事にしました。

ですがそれと対照的に、エリザは意気消沈してしまいます。
皆は何も悪くないのに、自分にいらない期待がかかっているせいでこうなってしまったと
エリザは自分を攻め立てるのでした。

エリザは皆がいる練習場から離れて
別の広場にいました。

限りない宇宙を天井にして、広がる床は一面ガラス張り。
目の前には大きなカーテンをかけたスクリーンがあります。

もっと小さい頃はみんなで仲良くこの広場で遊んでいたのに。
またあのころには戻れないのでしょうか。

エリザは落ち込むばかりです。

『あなたはわるくないよ』

ふと頭に響く誰かの声。周りには誰もいません。

不思議に思ったエリザでしたが、その言葉に張りつめた気持ちが和らぐ気がしました。
皆に謝ろう。そしたら許してくれる。そう思えるようにもなりました。

アリアを手放さぬまま。


そしてその後、エリザと友達は再び話し合えるようになりました。

安心したエリザでしたが、それに隠れた相手の企みに気が付いていません。
そう、エリザと和解しているように見える彼女達は和解したふりをして、
恨みを晴らす時を今か今かと待ち構えていたのです。



それから数年の時が過ぎて。

ですが、夢魔の世界にとっての数年は私達にとって何百年という長い時間。
夢魔たちの集落は、時間の概念がほぼ存在しない時空の狭間とも人間界とも違い
独自の時間の流れを生み出しているのでした。

かつて幼子だった子供達も、その間に随分と成長しました。
私たち人間でいえばまだ14歳くらいの見た目ですが、実際はもう何百歳にもなっていました。

そんな彼女たちも、いよいよ人間達の世界へ実践練習です。
そろそろ魔力の基礎も固まり、ある程度重力への耐性が付いてきたと思われるところです。

大人たちは、それぞれ子供たちに各々が下りるべき世界を指定し、
そこへ開く窓を開けてやるのです。

子供たちがそれぞれその窓から飛び降りれば、御空の窓を超え、
青空を通り抜け、人間界へ降り立つことができるのです。

そこでこっそりと、辛抱強くエリザを憎んでいた子供たちは動きます。

エリザをうまく誘導し、別の子供が飛び降りるべき窓からエリザを突き飛ばしたのです。
突然の出来事にエリザは抵抗できず、そのまま御空の雲を通り抜けます。

大人たちは焦りました。一大事です。

子供たちは、事の重大さを理解していませんでした。
もちろん、エリザはなんの判断も出来ないまま空を落っこちるばかり。

大人達を見て流石に不安を覚える子供たち。
そんな彼女たちに、大人たちはこれまで隠していたことを打ち明けるのでした。

夢魔の真実です。

夢魔は姿こそ人には見せないからこそ、神として崇められる存在。
ですがその正体は、不思議な魔力を携えた正体不明の人々。

きっと人間に見つかったら、悪魔か何かとして殺されてしまうかもしれない。
それを恐れた大人は、子供たちがおり立つ世界にだけ特別な魔法をかけてやるのです。

大人達が決めた子供がそれぞれ一人づつ入れる魔法を。
それをかけておけば、人々の前に現れても彼女達は認識をされないのです。

ですが、魔法が効くのも大人が決めた子供ただ一人。
それ以外の誰かが入ってしまったなら、人間に見つかり、悪魔か何かと疑われる。

そして正体がわかった場合、最悪の場合―――殺されてしまうのです。


その最悪の場合に近いことが起こってしまいます。
訳もわからぬまま人間界に放り出されてしまったエリザとアリア。

彼女は人間に監禁され、正体はなんなのかと尋問され、最終的には
酷い暴力の数々をふるわれます。

人間達のすきを見て、大人たちはエリザをなんとか夢魔の空間へ連れ戻しました。
ですが、もうエリザはボロボロです。

体中に青い痣ができ、何度も縄で首を絞められた跡が。
そうまでしても、エリザは耐え抜いたのでした。

アリアの事は、手放さぬまま。


そして大人たちは、さらに隠していることがあいりました。
エリザの素質についてです。

最初こそアリアは魔法を使いこなせませんでしたが、
その莫大な魔力故一度覚えるとたちまちどんな魔法でも作り出せる。

その魔力の根源についてです。

エリザは、実は近いうちに夢魔の長に…
いわゆる後継ぎになるの予定の少女だったのです。

この世界でいう百年…私達人間界では何万年ともいえる途方もない年数をかけて
夢魔の世界を守り続けてきた長が、死んでしまいそうになっているというのです。

死期が近いということを自ら悟られた長は、次に生まれてくる子供たちの中から
長が蓄えてきた膨大な魔力にも耐えられる魔力の器を探されたのです。

そうして選ばれたのが、エリザ。ほかの子供たちに比べるとやや魔力限界量が
大きい程度でしたが、仕方なく彼女を選んだのです。

するとどうでしょう、最初こそぎこちなかった器としての働きは、
エリザの元々の才能も相まって見る見るうちに開花し始めたのです。

エリザが難しい人間の製造にも成功したのはこのおかげです。
彼女から充ち溢れんばかりの魔力が、彼女の実力としての魔法の手助けをしていた。

亡くなる直前、長は大人達に願いました。
このことは秘密にしておいてほしい、と。

長はあくまで才能の差で子供たちを選んでしまいました。
きっとその事を子供たちには知らせたくなかったのでしょう。

ですからその事は、エリザにだけ話しました。
ですがエリザは、むしろ悲しみとは別の感情がふつふつとわきあがります。

自分の才能がどうとかいう話ではありません。

その才能のせいで、皆から恨まれていた。エリザはそこでようやく、
自分が嫉妬の念を送られていることに気づけたのです。

こんな力なんていらない。エリザは思いました。
皆から恨まれたくて、こんなに魔法が使えるようになったわけじゃないのに。

エリザは、人々を守る夢魔として皆とも仲良くしたい、
手を取り合って人々を守っていきたいとずっと考えていました。

ですがどうでしょう。

実際は自分のちょっとした力のせいで皆から妬まれ恨まれ、
降り立った地にすむ人々は、エリザに暴力をふるう。

こんな世界、エリザは望んでいません。結局大人達の計画に踊らされ、
そのせいでみんなと仲良くするどころか妬まれるこんな世界を。

エリザは、生れてはじめて怒りの感情をあらわにします。

長から受け取り、もうすでに使いこなせるようになった魔力はエリザの思い通り。
手を軽く振れば目の前の空間は燃え広がり、目の前に立ちつくす大人達を
指させばたちまち彼らは塵になります。

エリザはかつて自分を恨んだ子供たちの脳みそを次々と魔法で潰します。
たちまち子供たちは踊り狂い、奇々怪々な言語を発しながら暴れまわってしまいます。

作るのは難しくても、壊すのは簡単です。

エリザは、夢魔の花が咲き乱れる美しい空間を、
赤い炎が燃え盛る―――人間で言う、地獄のような―――光景に変えてしまいました。

すべては、自分達を傷つけた者たちへの復讐の気持ちからの行動なのです。

夢魔の世界が崩壊の音を告げる中、エルザはまたあの広間に立っていました。
かつてエリザが誰かの声に励まされたあの広間で。

今のエリザには、その声の正体が誰なのかもわかります。
その声は、アリアのものでした。

エリザと共に過ごし、彼女と痛みを分かち合ってきたアリア。
一緒に居続けることによって、彼女の魔力も分け合うようになっていたのです。

彼女の膨大な魔力が少しずつ流れ込んだ人形は、持ち主も知らないうちに
別の生命の力を持ち始めていたのです。

もう自分は、取り返しのつかない事をしてしまった。
いくら怒りに身を任せたとはいえ、此処まで惨いことをしなくてもよかったんじゃないか。

そんな後悔が、エリザの脳内をよぎります。
するとまた、アリアの声が。

『このまま、じぶんのやりたいようにやればいい
あなたはわるくないんだから』

アリアは、エリザの足を動かしました。人間達の世界に向かって。

自分は悪くない。そう、自分が悪くない世界を作ってしまえばいい。
エリザはそう考えました。

そして、その世界の全人類の記憶を書き換えました。
エリザが降りたってしまった土地を含めた、その並行世界の全ての人々の記憶を。

そして、自分自身は『大いなる神』としてかつてからその並行世界を守っている
存在ということにしました。そうすることでもう誰にも恨まれませんし、皆自分を崇めてくれるのです。

人間たちは皆それぞれ自分達の生活を楽しみます。
ですが当然、報われない人間も出てくるもの。

ですがそんな人々に構わず、エリザはその並行世界の人間の記憶から夢魔という存在を
消し去ります。善い行いをしても夢魔に報われることはありません。

これでその世界の希望と絶望の差引はゼロになりました。
貧富の差もそれではっきりしました。エリザは、それでよかったと考えます。

これで人間は他人を恨みあう。でもそのぎすぎすとした関係の中で芽生える愛情や友情は
夢魔が支えにもなっていた世界のそれとは違いより確かなものになるでしょう。

エリザは少しでもこの平穏を保とうと思いました。
たった一人の人間でも、一緒に歩んでくれる人を見つけられる世界。
他人に踊らされず、自分たちで歩める世界の平穏を。

ですが、その均衡はすぐに崩れてしまいます。

恵まれない貧困民が力を合わせ、富裕層を襲う事件が多発し始めたのです。
そしてたちまち一国、また一国と戦火に呑まれていってしまいます。

自分勝手な人間が引き起こした戦い。それを『大いなる神』の力を使って止めなかったのはエリザ自身。
エリザは、こんな闘いは認めないと、神の力を使い時間を巻き戻しました。

そして、時間はまた夢魔の世界が崩れゆく世界へ。

エリザは精いっぱいの魔力を使い、違う並行世界を作り出しました。
あくまで国一つを模倣したもの…『第13並行世界』です。

エリザは再び数十人かの人間を作り上げました。

そして、エリザは人間世界で十万年をの歳月を自ら作った空間で過ごしました。
でも、一人ではありません。アリアがいるのですから。
あるときエリザは、とうとう魔力を使い果たしてしまいました。
偽物である並行世界をほかの世界と変わらぬ形に保つということは、それなりの魔力がいるものです。

エリザは、夢魔の長とは違い代りがいません。死ぬわけにはいかないのです。
そこで、アリアが現れました。
エリザと共に過ごし、もはや本物の生命にも値する魔力係数を持ったアリア。
アリアは、主の代わりにこの世界を守るというのです。

エリザが世界を見張っていた間、アリアは世界を色々旅してまわっていたのです。
ですから、他の世界が均衡を保つ道理もアリアならわかります。
『わたしがなんとかまもるから
あなたはほんのすこしねむっていて

わたしは あくまになる』

そういい、アリアは最愛の主に小さな魔法をかけました。
この世界の均衡が崩れるまで、相手をその長い時間眠りにつかせる魔法です。

エリザは、眠りました。この世界を、たった一人の友達に任せて。


その後アリアは、ある時のいなくなった世界で行動を始めました。

万が一の為にとぎりぎりまで保存していた、
夢魔の子供たちから魔力をしぼりとり、幾人かの人間に植え付けました。

これで魔法を使う人間『魔導師』の完成です。
魔法を使う人間がいることで、多少なりとも魔法の力が現れても誰も怪しみません。

おまけに富裕層と貧困層の戦いがあっても偉大なる魔導師がとめてくれる限り
国中が争いに飲まれることもありません。

アリア自身は、悪魔となって人間界に降り立ちました。
この世界の人々が自分に敵意を向けている限り、他では大きな争い事は起こりません。

そうしてアリアは、悪魔となって人々を脅かすのです。

そして恐ろしい存在となると同時に
自ら結界を作ってそこから人々を見守るのです。

時空の旅人に悪魔としての役職を押しつけるまで。
魔力がつき、亜麻色の魔導師達を呼ぶまで。


彼女は大切な友達の眠りが醒めるまで、そこに居続けるのです。










続く









そんな訳でもはやぷよ小説ではない何かになってる第九話でした!

今回唯一のオリキャラであったはずのアリアに代わり、新たな少女エリザが登場。
夢魔の運命に翻弄された彼女は神様になり、世界の真相が暴かれるまで
眠りについてしまいます。

アルルたちが世界の中心であるアリアにたどり着いてしまった今、
エリザはどうなるのでしょう?

次回は11月中旬に公開予定です、お楽しみに!
この記事へのトラックバックURL
http://araaranooniwa.blog.fc2.com/tb.php/179-8c0f62d5
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
アリアさんのヘンタイ要素はどこだ!?

何か話が段々壮大になってきたり新キャラ登場したりで相変わらず続きが楽しみになりますねー

・・・ところで、エリザさんはまさかヘンt((殴
Posted by レムオル at 2014.10.17 20:47 | 編集
新キャラが増えて、どんどんストーリーが壮大に...。
これからどうなっていくのか非常に気になります!
あと、言いにくいのですが...。
誤字がちょっと多い気がします...。
Posted by 緑の貴公子 at 2014.10.19 12:06 | 編集
レムオル様>>

シェゾ「なんでもかんでも変態扱いするのは良くないと思うんだが(真顔)」
続きは再びアルル達の冒険に戻ります、楽しみにしていてくださいね!


貴公子様>>

最初エリザ様は登場しない予定だったのは秘密です…(小声
ご指摘ありがとうございます、確認しておきますね。
Posted by あらあら at 2014.10.19 22:19 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。